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涙のテ・エストラーニョ・ムーチョ / LA BAILARINA☆Prim words by mitsu music arranged by Konami Amusement(T.Kakuta) ちゃお! 私、町で一番の踊り子よッ!! 当然人気者なワケ! なんだけど… ちょっと迷惑なお客さんがいてね あら? 噂をすれば… 薔薇をくわえたアナタは 今日も私を口説くの まるで闘牛みたいに 雄々(おお)しく誘うの どんなに言い寄られたって なびかないわ絶対に そんな風に思ってた私は、今じゃ滑稽ね… でもあの日から 忽然と消えたから 心配ぐらいするわよ 頭の中アナタばかり ママに教わったパエリア 食べてくれる人なんていないはずなのに何で? …作って待ってる 夜空にアモアモーレ!! 死んでも待つわ、ずっと バカにしてゴメン アナタみたいな人はいない 押してダメなら引くの? 引き過ぎよアナタ あの日が愛しいわ 常温になってしまったパエリアを、ひとり寂しく今日も食べます 「美味しい」 いつからだろう、私料理はあんまり上手じゃなかったはずなのにな 二人見惚れた あの建物も今度完成するって ニュースで見たわアナタ アモアモーレ!! 「すぐに戻る」って はにかむ姿を今も覚えてる アモアモーレ!! 認めたら涙止まらない ぬぐって…
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ミストラルレポート 第一回 新惑星アルモスSP レポート レポートしてほしい!こんなレポートを書いてほしいという要望や、レポートの感想はこちらへどうぞ。 -- STー1 (2010-10-02 11 14 36) 惑星のみならず、NPCやミストラルメンバーについてのレポート、アイテム、パーツのレポートなんでも受け付けます(´・ω・`) -- STー1 (2010-10-02 11 15 28) 俺へのレポートなら大歓迎だz(殴蹴チョップ -- じじゅ (2010-10-02 19 02 08) じじゅさんの取材するためにロープを用意しなくては・・・ -- STー1 (2010-10-02 21 06 44) 名前 コメント
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『トンデモノストラダムス本の世界』は、山本弘が1998年に洋泉社から出版した著書。日本で刊行された100冊以上のノストラダムス本について、笑える点を指摘しつつ紹介している。翌年に改訂文庫版が出版された。 洋泉社版は『トンデモ本の世界(未作成)』『トンデモ本の逆襲(未作成)』『トンデモ超常現象99の真相(未作成)』に続く「本家と学会第4弾」と位置付けられていた(*1)。 【画像】洋泉社版のカバー(クリックすると Amazon のページに飛びます) 構成 第1章「ノストラダムスをめぐる13のダウト」ではノストラダムスに関するありがちな誤解をとりあげ、第2章「フィクション大魔王・五島勉の伝説」では、五島勉の『ノストラダムスの大予言』シリーズのおかしな点を検証している。 第3章「トンデモ・ノストラ研究家列伝」と第4章「トンデモノストラ本大行進」では、切り口は異なるものの、五島勉以外のノストラダムス解釈本について紹介している。解釈本に含まれない小説、マンガ、映画などのなかでノストラダムスがどう扱われてきたのかは、第5章「フィクションの中のノストラダムス」で紹介されている。 第6章「予言詩解釈バトルロイヤル!」と第7章「恐怖の大王の正体は?」では、有名な詩篇の解釈が論者によってどれほど統一性がなく、信頼性に欠けるかを紹介している。 結論として、信奉者達によって積み重ねられてきたノストラダムス予言の解釈は、それぞれの論者の願望や恐怖心が投影されたものに過ぎないと看破している。 コメント 事実上の続編である『トンデモ大予言の後始末』とともに、日本のノストラダムス関連書や映像作品などについて、最もよく整理された著作といえる。これらの巻末のリストは、公刊されたものに限れば、現在日本で手に入るものとして最も充実したものである。 書誌 書名 トンデモノストラダムス本の世界 著者 山本弘 版元 洋泉社 出版日 1998年 注記 1999年6月16日に宝島社文庫の1冊として改訂版が出された。 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 Titre Tondemo Nostradamus bon no sekai (trad. / Le monde de livres outrageux sur Nostradamus) Auteur YAMAMOTO Hiroshi Publication Yousensha Lieu Tokyo, Japon Date 1998 Note Comptes rendus de plus de 100 livres (en japonais) sur Nostradamus. 改訂版の書誌 書名 トンデモノストラダムス本の世界 著者 山本弘 版元 宝島社 出版日 1999年6月16日 注記 宝島社文庫 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 Titre Tondemo Nostradamus bon no sekai (trad. / Le monde de livres outrageux sur Nostradamus) Auteur YAMAMOTO Hiroshi Publication Takarajima-sha Lieu Tokyo, Japon Page pp.460, (4) Date 16 juin 1999 Note Format de poche. édition revue de Yousensha, 1998. 名前 コメント
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ノストラダムスの遺言書の日本語訳を示す。訳は当「大事典」でオリジナルにつけたものである。基本的に直訳を心がけたが、当時の表現に頻出する、同じような意味の言葉を重ねている箇所は、日本語として冗長になりすぎる場合にはいちいち逐語訳していない。 〔 〕は原文にない言葉を当「大事典」で補った箇所で、〔= 〕とあるのは最後に回すまでもない簡略な注記を指す。 原文はノストラダムスの遺言書 原文と語注を参照のこと。節の区切りは、ダニエル・ルソによるものを踏襲した原文の区切りに対応している。 なお、従来の唯一の日本語訳は『ノストラダムスの遺言書』 (二見書房)およびその改題版に含まれたものだった(外部サイト「ノストラダムスサロン」の「ノストラダムス遺言書」では、信頼性に注意を喚起した上で全文を引用している)。それは省略が多い上に、不適切な訳も多いから、ここでも具体的に検討したいところではあるが、ページサイズの都合などもあり、逐一その誤訳を指摘することはしなかった。 (1) 現下の全てと、居合わせる者たちが目にするであろう未来をご存知の、我らが主の御降誕より数える1566年の6月17日。 死は何よりも確実に訪れるものであるが、それがいつ訪れるのかは何にもまして不確かである。そのために、以下に署名する私こと当アルル司教区サロン市の王国公証人にして法廷公正証書役たるジョゼフ・ロシュと、以下に選任された証人たちは、前記サロン市の医学博士にして愛星家、国王の常任侍医にして顧問たるミシェル・ノストラダムス師の前に立ち会った。この者はある種の肉体的病魔とその高齢のせいで全ての面で衰えているとはいえ、思慮深く、よく話し、見て、聞ける健やかな判断力を備えている。しかし、その〔病魔と高齢の〕せいで、造物主たる神がこの死すべき世界において彼に貸し与えた財産について、自分が逝去した後に疑問が生じないように、生きているうちに相違なき手続きを準備しておきたいと望みつつも、目下のところ身動きが取れなくなっている。 (2) そのために前記ミシェル・ノストラダムス師は、純然たる自発性、自由意志、みずからの動向・熟慮・意向によって 〔遺言書の内容を口頭で〕 命じ、作成させた。そして本書状によって、造物主たる神がこの死すべき世界において彼に貸し与えた全財産のおのおのについて、その処分と規定を定めた口述の遺言と最終的な意思が、以下に示すやり方の通りに命じられ、確定される。 (3) まずはじめに、善良で敬虔なキリスト教徒たる遺言人、前記ミシェル・ノストラダムス師は、造物主たる神に自らの魂を委ね、臨終に際し、主の御意向がその魂を召されるときには、主の御慈悲・憐憫・許しをお与えいただき、天国にある永遠の王国へと安置していただけることを祈るものである。 そして、この時代にあっては肉体は魂の次に大事なものであるから、本遺言人ミシェル・ノストラダムス師はその魂が肉体から召し上げられた暁には、その亡骸が前記サロン市の聖フランチェスコの修道院 〔=フランシスコ会修道院〕 の墓所に丁重に葬られることを望み、また命じる。そして、その 〔修道院の〕 大扉と聖マルタの祭壇の間の壁に寄り添う墓碑または記念碑が作られることを望む。そして、前記の亡骸には1リーヴル貨幣で4本の大蝋燭を添えることを望み、また命じる。同じく前記の遺言人は、その葬儀のすべてが以下に選任される遺言執行者たちの裁量で執り行われることを望み、また命じる。 (4) また同じく、前記の遺言人は自らが逝去したらすぐに、13人の貧者たちが6スーずつの施しをただ一度だけ与えられるようにと望み、命じ、〔その分を〕 遺す。その貧者たちは以下に選任される遺言執行者たちの裁量で選ばれることになるだろう。同じく前記の遺言人ミシェル・ノストラダムス師は、自らが逝去したらすぐに一度だけ、サン=ピエール=デ=カノン修道院 〔=サロン近郊にあった古い修道院で、当時はフランシスコ会士が管理していた(*1)〕 の修道士たちに1エキュが寄付されるように遺す。同じく前記の遺言人は、自らが逝去したらすぐに一度だけ、前記サロン市の白き贖罪者たちのノートルダム礼拝堂に1エキュが寄付されるように遺す。 (5) そして同じように、前記サロン市の聖フランチェスコの修道院の小さき兄弟たち 〔=小さき兄弟会とも呼ばれたフランシスコ会の修道士たち〕 には、自らが逝去したらすぐに一度だけ、2エキュが寄付されるように遺す。 (6) そして同じように前記の遺言人は、彼の近親者ルイ・ブゾディーヌの娘である淑女マドレーヌ・ブゾディーヌ1には総額10エキュ分のピストル金貨を遺し、彼女が結婚する時のみに寄贈されることを望む。そうであるから、もしも前記のマドレーヌが結婚する前に死去したならば、前記の遺言人はこの遺贈が無効となることを望む。 (7) そして同じように前記の遺言人ミシェル・ノストラダムス師は、その正妻アンヌ・ポンサルド殿との間に生まれた嫡出子たるマドレーヌ・ノストラダムス嬢に、結婚するときにただ一度だけ贈られる総額600エキュのソル金貨2を遺す。そして同じように前記の遺言人ミシェル・ノストラダムス師は、前記の正妻アンヌ・ポンサルド殿との間に生まれた嫡出子たるノストラダムス家のアンヌ嬢ならびにディアーヌ嬢に、おのおのが結婚するときにただ一度だけ贈られる総額500エキュずつのピストル金貨3を遺す。そして、前記のマドレーヌ嬢、アンヌ嬢、ディアーヌ嬢の姉妹たち 〔の全員〕 あるいはそのうちの一人が、被後見子のまま死ぬか、嫡出の継嗣のないまま死んだ場合は、前記マドレーヌ、アンヌ、ディアーヌのそれぞれ 〔該当する者〕 を、以下で名前を挙げる相続人たちに置きかえることとする。 (8) そして前記の遺言人ミシェル・ノストラダムス師は、深く愛する妻アンヌ・ポンサルド殿に総額400エキュのピストル金貨を遺す。前記遺言人は自らの死後すぐにそれらが前記の妻ポンサルドに遺贈され、前記ポンサルドが前記遺言人の名のまま寡婦として過ごす限りにおいて、その400エキュを享受することを望む。そして前記ポンサルドが再婚した場合には、前記遺言人は前記400エキュが以下に名前を挙げる相続人たちに返還されることを望む。そして、もしも前記ポンサルドが再婚しなかったならば、彼女は 〔死んだ時に〕 前記400エキュを前記遺言人の子どもたちのうち、彼女が良いと思える者に遺すことはできるが、前記遺言人の子どもたち以外の者には遺せないことを望む。 そして同じように、前記遺言人は彼の妻である前記アンヌ・ポンサルド殿に、前記遺言人の家屋全体の3分の1の使用と居住 〔の権利〕 を遺す。その3分の1 〔を家屋のどの部分にするのか〕 は前記ポンサルドが選び取ってよいものとし、彼女が前記遺言人の名のまま寡婦として生きる限りにおいて 〔その権利を〕 享受できるものとする。そして同じく、前記ポンサルド殿に対し、前記遺言人の住居の居間にある「大箱」と呼ばれているクルミ材の箱を、寝台近くの別の小箱とともに遺す。同じく、前記の居間にある寝台を、その寝台に付随する敷布団、マットレスとその付随品、長枕、綴れ織の寝台カバー、カーテンとともに遺す。また同じく6枚のシーツ、4枚の回転式手拭き、12枚のタオル、半ダースの皿、半ダースの小皿、半ダースの小鉢、錫製の水入れ用と塩入れ用の大小2つのピッチャー、および彼女の資質に従って必要とされるその他の家具類、そして地下室の自分用のワインを保存する3つの樽と小さな 〔油などを保存するための〕 水槽1つを遺す。 それらの動産は前記ポンサルドの死後ないし彼女が再婚した場合には、以下に名前を挙げる相続人たちに向けられることを、前記遺言人は望む。そして同じく、前記遺言人は彼の妻である前記アンヌ・ポンサルド殿に、彼女が望む全てのドレス、衣類、指輪類、宝石類を遺す。 そして同様に、遺言人である前記ミシェル・ド・ノストラダムス師は、彼の全蔵書のおのおのを、彼の息子たちのうち、最も研究に役立てることができ、ランプの煙を最も多く飲むことになる者 〔=ランプを使って夜遅くまで最も勉学に励む者〕 に先取分として遺贈する。それらの書物は前記遺言人の住居にある全ての書簡ともども、整理分類されることも目録を作成されることも前記遺言人は望まず、それらを受け取るべき者がそれらを手にするのに相応しい年齢になるまでは、梱包され、または大籠に荷造りされ、前記遺言人の部屋のひとつに置かれ、封印されることを望む。 (9) そして同じく、前記遺言人は正妻ポンサルド殿との間に生まれた嫡出子セザール・ド・ノストラダムスに、今は前記遺言人が住んでいる住居を先取分として遺贈する。同じく前記遺言人は彼に対して、前記遺言人が所有する金箔を二重に貼った銀杯、ならびに前記住居にある木製と鉄製の大きな椅子を先取分として遺贈する。しかしながら、妻である前記アンヌ・ポンサルドに行われた遺贈分 〔つまり彼女が必要とする家具を相続できる権利〕 は、彼女が前記遺言人の名で寡婦として生きる限りにおいて効力を有し続けるものとする。 そしてその住居は前記の兄弟セザール、シャルル、アンドレの間で、前記遺言人の 〔息子である〕 兄弟全員が25歳になるときまでは、使用に関しては不分割にして共有のままとし、その 〔全員が25歳になった〕 後には、前記住居の全体を前記セザールが意のままにできるものとする。しかしながら、彼の母である前記ポンサルドに行われた遺贈分 〔つまり家屋の3分の1の使用権〕 は、前記住居に関しても常に効力を有し続けるものとする。 そして同様に、前記遺言人は正妻である前記アンヌ・ポンサルド殿との間に生まれた嫡出子シャルル・ド・ノストラダムスに、総額100エキュのピストル金貨を先取分として遺贈する。その100エキュは前記シャルルが25歳に達した時に、〔使用権を失った自宅から〕 立ち去る前に一度だけ全額を受け取れるものとする。そして同様に、前記遺言人は正妻である前記アンヌ・ポンサルド殿との間に生まれた嫡出子アンドレ・ド・ノストラダムスに、総額100エキュのピストル金貨を先取分として遺贈する。その100エキュは前記アンドレが前述したように25歳に達した時に、〔使用権を失った自宅から〕 立ち去る前に一度だけ全額を獲得できるものとする。 (10) 一方、相続人の指定はそれぞれの遺言の要諦であり基礎をなすものであるから、それなしには全ての遺言は法的効力を持たず、何の結果も生まず、何も執行されない。そのため、ここに前記遺言人ミシェル・ド・ノストラダムス師は、純然たる自発性、自由意志、ある種の学識、みずからの動向・熟慮・意向によって、動産と不動産の彼のほかの財産、現在と未来 〔に得る利息など〕 の権利、名義、〔出資金の〕 取り分、株式、債権、および名前が挙げられ、位置付けられるものや、何らかの様態で名目と品質が備えられるものならば何でも、その全て、そしてその各々を本書状によって締約し、命じ、確定させ、あわせて自らの口で、その普遍的にして固有の相続人たちの姓名を挙げるものである。 〔その相続人たちとは〕 すなわち正妻たる前記アンヌ・ポンサルドとの間に生まれた嫡出子たち、ノストラダムス家の前記セザール、シャルル、アンドレであり4、彼ら 〔の内の誰か〕 が被後見子のまま死ぬか、嫡出の継嗣のないまま死んだ場合は、〔その死んだ〕 一方の者から 〔残っている〕 他方の者 〔たち〕 へと 〔死んだ者が相続するはずだった取り分を〕 均分に置き換えることとする。そして、もしも正妻である前記アンヌ・ポンサルド殿が1人ないし2人の息子を身ごもっていた場合は、その子たちも同じような置き換えをもって、他の息子たちと同等の相続人とする。そして、もしも彼女が1人ないし2人の娘を身ごもっていた場合、前記遺言人はその子ないしその子たちのそれぞれに、他の娘たちと同じ支払方法と置き換えでもって、総額500エキュのピストル金貨を遺すものとする。 (11) しかしながら、前記遺言人は前記の息子たちと娘たちが、彼らの母である前記アンヌ・ポンサルド、ならびに最も近い肉親たちの承諾と善意を得ることなしに結婚できないことを望む。そしてもしも 〔相続人に指定された3人の息子の〕 全員が嫡出の継嗣のないまま死んだ場合は、前記遺言人は相続人を、前記遺言人の娘であるノストラダムス家の姉妹、前記マドレーヌ嬢、アンヌ嬢、ディアーヌ嬢に置き換えることとする。 (12) そして前記遺言人は自身の遺産の大部分が現金と債権とで構成されていることを考慮し、〔遺言の執行時に支払いが〕 要求されることになる前記の現金と債権は、妥当な利潤 〔を得るための資産運用〕 のために、二人または三人の支払能力を持つ商人の手に預けられることを、前記遺言人は望む。 そして同じく、彼の子供たちが幼く、被後見子の段階にあることを考慮し、彼らにその人格と財産についての後見役・遺産管理役の女性をつけることとした。すなわち、彼の妻である前記アンヌ・ポンサルド殿のことで、特に彼女に委ねられる。〔その選定には〕 彼女が正しく忠実な遺産目録を作成することが求められる 〔立場にある〕 ことも考慮された。しかしながら、彼女が前記遺産のいかなる動産も家財道具も売却せざるを得なくなることは、彼女が前記遺言人の名のまま寡婦として過ごす限り、〔前記遺言人は〕 望まない。また、いかなる物であれ、動産のあらゆる譲渡をも禁じる。それらは保管され、前記の子供たちと相続人たちが前述の通り25歳になった時に分け与えられるものとする。 その女性後見人 〔つまりアンヌ・ポンサルド〕 は、彼女や前記の子供たちが栄養を摂るため、また 〔子供たちに衣類を〕 着せてやったり、彼らの性質に応じて必要となるものを揃えてやるために、前記の商人たちの手に預けることになる前記の現金からの利潤を受け取ることになるだろう。前述の通りに前記の子供たちのために使うときに限り、前記の利得に関して、彼女にはいかなる 〔収支の〕 報告も要請されない。 前記遺言人は、前記相続人たちが現金で保管されている前記遺産の彼らの分け前を、彼らが25歳になる前に要求することがないように、はっきりと禁じておく。前記の娘たちになされた遺贈分に関しては、彼女たちが結婚した時に前記の遺贈分に従い、前記の商人たちの手に預けられた現金の基金から拠出されることになるだろう。加えて前記遺言人は、前記遺言人の兄弟の誰一人として前記の遺産のいかなる管理もできず、いかなる責務も負えないことを望み、その遺産および前記の子供たちの人格の管理・監督は、妻であるアンヌ・ポンサルド殿に委ねるものとする。 (13) そして、本遺言書が、特に情け深い絆と彼の魂について、より良く執行されうるために、前記遺言人ミシェル・ド・ノストラダムス師は、本遺言書の執行人を命じておくものである。すなわちそれはシャトーヌフの領主である平貴族パラメド・マルクと、前記サロン市のブルジョワであるジャック・シュフラン殿のことで、前記遺言人は彼ら一人一人に、本遺言書を執行するための全面的な権限、権力、権威を与え、その 〔遺言執行役の見返りの〕 ために財貨を取得させ、本来の遺言執行人たちが課されるべき、また行うことが慣例となっているような全ての事柄を行わせるものとする。 (14) 本遺言書が、彼の全財産の各々に関するその最後の口述の遺言、措置、最終命令となることを、またそうなるべきことを、前記遺言人ミシェル・ノストラダムス師は望む。かつて前もって彼が示していた他の遺言書、遺言補足書、死後の贈与 〔の意思表示〕、その他の最終的な意思 〔として示してあったもの〕 を破棄・撤回の上で無効とし、本書状がその効力を有し、それが遺言書、遺言補足書、死後の贈与、その他の価値を持ちうるあらゆる手続きにも有効であることを希望する。 同様に、〔前記遺言人は〕 当の私こと末尾に署名した公証人と、以下に選任される証人たちに、前記の現在の遺言とそれに含まれる事柄の立会人となることを要請した。彼はその証人たちのことをよく知っていて彼らの名前を挙げたのだし、その証人たちもまた前記遺言人のことをよく知っている。そして上述の公証人である私は、前述の相続人たちやその他の関係各位に供するように、当然のこととして、しかるべき時と場所において現下の彼の遺言を書面にまとめておくものである。 そして直ちに、前記遺言人ミシェル・ノストラダムス師は以下に名前を挙げる証人たちの立会いのもと、総額3444エキュと10スーの現金を持っていることを表明し、前記の証人たちの立会いのもと、それらを以下に明示される通貨で実際に提示した。まずノーブル・ア・ラ・ローズ金貨536枚、そして1ドゥカート金貨6101枚、アンジェロ金貨779枚、2ドゥカート金貨126枚、古エキュ金貨4枚、古エキュ金貨に該当するリオンドール金貨82枚、ルイ王のエキュ金貨1枚、2エキュ相当の黄金のメダル91枚、ドイツのフロリン金貨108枚、帝政ローマ期の貨幣10枚、マリオネット金貨1117枚、半エキュ・ソル金貨8枚、エキュ・ソル金貨1419枚、エキュ・ピストル金貨1200枚、36エキュ相当のポルチュゲーズと呼ばれる金貨123枚、以上が前記の総額3444エキュと10スー13に換算される前記の現金の全体である。そして同様に前記遺言人は、帳簿、契約書、借用書、抵当 〔などの証拠を提示すること〕 によって、総額1000エキュ14の債権を持っていることを明らかにした。 それらの 〔先ほど挙げた〕 現金の全額は、ノストラダムスの前記の住宅で3つの金庫に保管され、それらの鍵の1本はシャトーヌフの領主パラメド・マルクに、別の1本は執政官マルタン・ミアンソン15に、残る1本は前記サロン市のブルジョワ、ジャック・シュフラン殿に与えられることとなった。そして、彼ら自身によって前記の金庫に現金が収められた後に、実際に彼らは 〔鍵を〕 受け取った。 当サロン市の前記遺言人ミシェル・ノストラダムス師の自宅の書斎にて、ブルジョワのジョゼフ・レノー殿、執政官マルタン・ミアンソン、財務官ジャン・アルグレ、シャトーヌフの領主で平貴族のパラメド・マルク、貴族ギヨーム・ジロー、アルノー・ダミザーヌ、平貴族ジョメ・ヴィギエ、前記サロンの聖フランチェスコの修道院の院長である聖職者ヴィダル・ド・ヴィダル、〔以上の〕 要請と召集を受けた証人たちの立会いのもとで作成され、承認され、公にされた。公証人である私は王令に従い、前記の遺言人と証人たちに自署を要請した。字の書き方を知らないと述べた証人である前記のレノーを除き、署名が行われた。 (15) そうしてその最初の原本には 〔以下の者たちの〕 署名がされた。ミシェル・ノストラダムス、執政官マルタン・ミアンソン、財務官ジャン・アルグレ、修道院長ヴィダル・ド・ヴィダル、証人バルテザール・ダミザーヌ、証人 P・マルク、J・ヴィギエ、ギヨーム・ジロー。 (公証人ロシュの署名) 注記 1. ノストラダムスのGermainとされているルイ・ブゾディーヌは未詳。germainは「兄弟」と「本いとこ」(cousin germain) の二通りの訳がありうるが、エドガー・レオニが his first cousin と後者に基づく訳をしているのに対し、イアン・ウィルソンはその娘マドレーヌ・ブゾディーヌをノストラダムスの姪と位置付けているので、前者の訳を採ったのだろう。伝記研究の泰斗エドガール・ルロワもこの人物は特定できなかったらしく、妻の側の germain ではないかと疑問符つきで示すにとどまった。当「大事典」が「近親者」という曖昧な訳にとどめたのは、以上の理由による。 2. ソル (Sol) は古いフランスの通貨単位で、これに該当する貨幣は古くは金貨、ルイ11世の時代以降は銀貨になり、ノストラダムスの死後になるが、ルイ14世の時代には銅貨になった(*2)。なお、エキュ・ソル、エキュ・ピストルなどの貨幣単位についてはよく分からない部分も多いので、適切な文献にお心当たりの方は、ご教示いただければ幸いである。 3. ピストルないしピストレは、「スペインの2エスクード金貨が16世紀から17世紀にかけ、フランスにおいてこの名を与えられた」(*3)ものだという。 4. 相続人について、竹下節子は息子3人とアンヌ・ポンサルドとしている(*4)。これはエドガール・ルロワの要約によるものだろうが、ルロワの要約では原文に比べてポンサルドの直前の de が脱落している。原文そのものに忠実に訳す限りでは、相続人は息子3人だけと見るべきだろう。 5. ノーブル・ア・ラ・ローズ (noble à la rose) は、かつてフランス、イギリスで流通した 「バラの紋章を持つ金貨」(*5)。 6. ドゥカート (Ducat) は13世紀にヴェネツィアで最初に鋳造された金貨で、ヨーロッパで広く流通した(*6)。 7. アンジェロ金貨 (angelot) は 「竜を踏みつけた大天使ミカエルの像を刻んだ15世紀のフランス金貨」(*7)。 8. リオンドール金貨 (lion d’or) は 「フィリップ6世治下のフランスの金貨」 または 「1454~66年に流通したフランドルの金貨」(*8)。 9. 黄金のメダル (une médailhe / médaille d’or) について、イアン・ウィルソンは顧客であった大実業家ハンス・ローゼンベルガーから贈られたものではないかとしていた(*9)。ノストラダムスは1561年の手紙の中で、ローゼンベルガーから謝礼の銀杯とともに贈られてきた黄金のメダルについて、その出来の見事さを誉めていた(*10)。 10. フロリン金貨 (florin) は1252年にフィレンツェで最初に鋳造された金貨で、のちにヨーロッパ各地で模倣した金貨が鋳造されるようになった(*11)。ノストラダムスが 「ドイツのフロリン金貨」 と地名を併記しているのは、以上のような経緯と関係があるのだろう。 11. マリオネット金貨 (marionnette) は 「ドイツのドゥカート金貨の一種」(*12)。 12. ポルチュゲーズ (Portugaise) は、「34リーヴルに相当する金貨」(*13)あるいは「(17世紀初頭の英国で) 3ポンド10シリングに相当する金貨」(*14)。ポルトガル王マヌエル1世 (在位1495 - 1521年) の時代に鋳造された10クルサード金貨がそう呼ばれたらしい(*15)。 13. 「3444エキュ10スー」という金額がどのくらいの価値を持つかについては、いろいろな見解がある。渡辺一夫は具体的な換算は行わず、「当時としては、大変な金額であり、しかも、それを全部上質の古金貨で持っていたようでした」(*16)と評していた。ユージン・パーカーは1920年時点で50万フランと見積もっていた。エドガール・ルロワはコラン・ド・ラルモールの換算を引用し、当時の肉や卵の価格から換算すると、1925年時点での500万から600万フランという見積もりを紹介していた(*17)。エドガー・レオニは、ノストラダムスがパリまでの旅で100エキュを費やしたと主張していたことを引き合いに出していた。ピーター・ラメジャラーは約45万ドル(*18)とか約30万ドル(*19)と換算している。 14. 「1000エキュ」 はマルセイユ原本・抄本の数値で、アルル写本では「1600エキュ」 となっている。 15. マルタン・ミアンソン (Martin Mianson) は、アルル写本ではマルタン・マンソン (Martin Manson) と表記されている。 【画像】 平木恵一 『新・世界貨幣大事典』 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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「……教授に一服盛れば、レポート消えるかな」 「マスター、何バカな事言ってるんですか」 二つの声が部屋の中に響く。前者は恵太郎、後者はナルだ。 この部屋は第十三研究室。文字通り研究のための部屋で、当然の如く様々な神姫用機械や資料が並び散らばっている正しい研究室だ。が、戸棚やら机の引出しを開ければあら不思議。 マンガに雑誌、ゲーム機は勿論の事、各種お菓子やインスタント食品、果ては炊飯器やガスコンロにフライパンまで揃っている。 その気になれば、一週間程度は暮せてしまう部屋なのだ。 「実習のレポートなんぞ結果書いてお仕舞いで良いと思わないか? 何で使った機械の詳細も書かなきゃならんのね」 「今の苦労は追々役に立つものですよ、マスター」 ナルはクレイドルの上に腰かけ、神姫サイズの雑誌に目を通している。ちなみに、見出しには『レニオス製新型アクチュエータの性能に迫る!』とか『今だからこそ振り返るアーンヴァルとストラーフ』とか『全国神姫バトルイベント早見表』などの文字が躍っている。 「こんな苦労が役に立つとは思えんね」 「役に立つかどうかはマスター次第です」 第十三研究室の学生は四人。 今、ここにいる恵太郎と佐伯姉弟、そして孝也だ。 裕也はバトルセンタへ行ったきり、裕子は昼食の買い出し、孝也は恵太郎のパシリでメロンパンを買いに行っている。 「師匠ぉ~早くゲームやりましょうよ~」 そして、大学生でないアリカもここにいる。 「研究室でゲームすんな」 「じゃあなんでこんなにゲームあるんですか?」 「孝也と裕也先輩が持ち込んでんだよ」 「師匠はゲームしないんですか?」 「興味無い」 「金鉄楽しいですよ~?」 「トロンベとナルの三人でやれよ」 「あたしは師匠とゲームしたいんですよっ!」 「うるせー」 恵太郎はアリカを軽くあしらいつつ、煎餅を口に運ぶ。このやりとりも慣れたものだ。 「ご主人様、恵太郎さんがイヤというのなら仕方ないですよ」 アリカの頭の上でトロンベが言った。 「流石トロンベ、主に似ないで良い子だ」 そう言って、恵太郎はトロンベの頭を指で撫でる。アリカはその様子にご機嫌斜めな様子だ。 「むぅ……こうなったらっ!」 アリカはいきなり、恵太郎に抱き付いた。丁度右脇腹に抱き付く格好になる。 「……」 「……あれ?」 顔を真っ赤に染めるアリカに対し、恵太郎は何事も無かったかの様に煎餅を齧りつつワイドショーを見ている。 「……あ、あのーぅ。ししょー?」 アリカは顔を俯かせながら言った。 「あ、あたしが、その、くっついてるんですよ? 何か、こう、もっと反応してくれても……」 「マスターは胸が大きい女性が好みなんです」 ナルのその言葉に、恵太郎は無言で抗議した。 「け、恵太郎さん。ご主人様はこう見えて脱ぐとス……」 「ちょ、トロンベ何言ってんのっ!?」 耳まで真っ赤にしたアリカはトロンベを抱き締めながら尻餅ついて後ずさった。 「計画通りです、マスター」 恵太郎は無言でワイドショーを見ている。しかし、ナルは見逃さなかった。恵太郎の頬が仄かに赤いのを。その時である、 「ただいま~、けーくん」 右手にコンビニ袋を下げた孝也がパシリを果たして帰ってきたのは。 「帰ったで御座るよ」 「かえたよー」 三者三様、うち二人は孝也の肩の上だ。 「けーたろのメロンパンと、なるの本かてきたよー」 ぴょんぴょん、と擬音がしそうな動きで孝也の肩からテーブルの上に降り立つ、やけに小さい紅緒。 「はい、けーくん」 「おう」 「件のモノで御座る」 「ありがとうございます」 二者二様の返答。 「たかや、ゲームやろゲーム!」 小さい紅緒、ニトクリスがPZ3の上でぴょんぴょん跳ねながら言った。 「うん、良いよ。何がやりたい?」 「ふよふよ~」 「OK,クリス。トリスもやるだろ?」 「無論で御座るよ」 そう言うと、孝也とトリスはゲーム機の前に陣取った。 「おい、俺テレビ見てるぞ」 しかし、恵太郎の抗議は虚しくスルーされ、ワイドショーが映っていた画面は暗転。左上に緑色のビデオ2と映る外は真っ黒な画面になってしまった。 「……」 恵太郎は不機嫌そうに視線をそらし、メロンパンの封を切り、一口咥えた。 その脇ではトリスが神姫用コントローラを自身に接続し、ニトクリスはナノマシンの霧となって直接ゲーム機の中に潜り込んだ。 程無く、画面にPZ3のロゴマークが浮かび、ゲームのOPが流れ始めた。 その時である。研究室の扉が勢いよく開かれたのは。 「何だ、今日はやけに賑やかだな」 「今日も、の間違いでしょ裕也先輩」 裕也は、そうか?と一言言って恵太郎の向かいに座った。 「にゃーもふよふよやるのだー!」 いつの間にか蒼蓮華はPZ3の上でぴょこぴょこ跳ねている。 「ぬぅ、蒼蓮華! 画面が見えないで御座る!」 「なら早くにゃーも仲間にいれるのだー!」 「……先輩、どうしたんですか」 メロンパンをかりもふしながら恵太郎は言った。その言葉に裕也は軽く溜息を吐く。 「なぁに、今日も勝てなかっただけの話だ」 「まぁ、それもそうッスね」 そう言って、恵太郎はまた一口、メロンパンを齧った。 「俺ながら情けないな」 裕也は肩を竦めて見せた。 「ぬぉ! クリス、腕を上げたで御座るな! しかし、拙者とてそうそうやられるばかりではないわ!」 「あはは、まだまだいけるよ!」 「にゃー! お邪魔ふよが一杯なのだー!?」 その背後では、三人の神姫が楽しそうに騒いでいる。孝也の目が本気なのはこの際触れないでおく。 「らしくないッスね、先輩」 「……そうか?」 「普段なら、負けがこんだところで笑い飛ばすのが先輩でしょう。今回はどうしたんです。タチの悪いのにでも絡まれましたか?」 メロンパンを齧りながら、ぶっきらぼうに言う恵太郎。 「あぁ……白い、ストラーフにな」 白いストラーフ。その言葉に恵太郎は反応した。 「もしかして、マスターは君島とかいう女の子ですか?」 「何だ、知り合いなのか」 「今日偶然知り合ったんですよ……バトルやる風には見えなかったけどなぁ」 「マスターは人を見る目がありませんね」 雑誌に目を落としながらナルが言う。 「アリスのあの反応と動きはかなりの経験を積んでいる証です。恐らくは初期からの古兵でしょう」 その眼は雑誌に向いているが、見ているものは果たして一体何なのか。 「そうか、それじゃあ仕方ないな!」 裕也はいつもの調子で言い放つ。 「ま、仇は俺が取っときますよ」 「恵太郎、あまり調子に乗ってると足元を掬われるぞ!」 「そうですよ、マスター。戦いでは驕りと油断が一番の敵ですよ」 軽口を叩かれながら、恵太郎はメロンパンを齧る。 「へいへい」 恵太郎はそれを見るでもなく、視線をテレビへと移した。 「……なぁ、ナル」 「なんですか?」 「あの君島って女、どっかで会った事無かったっけか?」 ナルは雑誌から顔を上げ、恵太郎を見た。 「ナンパでもするつもりですか?」 「阿呆」 そう言うと、恵太郎はメロンパンを口に押し込んだ。 「あら、今日は随分と賑やかなのね」 「先輩~、賑やかなのは何時もの事でじゃないですかぁ」 研究室の扉を三度開けたのは、裕子と茜の二人組だった。 二人は両手に大きなビニール袋を持っており、良く見れば空を舞うアル・ヴェルとロンも神姫サイズのビニール袋を持っている。 「お疲れ様です、裕子先輩」 恵太郎はすかさず裕子に歩み寄り、その両手に持っていた巨大なビニール袋を受けとった。裕子は笑顔で「ありがとう」と言った。 「先輩、私の方も持ってくださいよぉ~」 恵太郎がひっそり幸せを噛みしめている所に水をさすように、茜が両手を上げる。そこには裕子ほどではないが、十分大きいビニール袋を垂らしていた。 「アリカ、働けー」 「……は、はーい」 部屋の隅っこでトロンベと何やら話し込んでいたアリカが慌てて駆け寄り、茜からビニール袋を受け取った。 「それにしても、結構買いましたね」 恵太郎は簡易台所の小さなテーブルにビニール袋を置き、アリカの持つビニール袋とアル・ヴェルとロンが持つビニール袋を見た。 「これだけ育ち盛りの子がいれば、これくらいの食糧は必要でしょう?」 エプロンを身につけた裕子はまな板と包丁を用意しつつ言った。 「今日のメニュー何ですか?」 アリカは台所の小さなテーブルの上にビニール袋を置き、目をキラキラさせながら裕子に聞いた。 「ふふ、今日のメニューはカレーライスよ」 それを聞いたアリカはまるで小さな子供の様にガッツポーズを取った。 「こら、はしゃいでないでお前も用意手伝え」 裕也と共に机を移動させながら恵太郎が言った。 その脇では、孝也が机を移動させる事で空いたスペースに隅に立て掛けれらていた畳を置いている。 「了解ですっ!」 言うや否や、アリカは部屋の隅にある大きな卓袱台を畳の上に設置した。 「私はお米炊くから、神姫部隊は野菜切ってねぇ~」 お釜を洗いながら茜が言った。 神姫部隊は料理用アームという名の“チーグル”アームパーツを各々装着し、ジャガイモやらニンジンやらタマネギやらダイコンやらに取り掛かっている。 ちなみに、タマネギを切る係はジャンケンで負けた神姫とそのマスターの役目だ。 「……マスター、申し訳ありません」 「……バトルとジャンケンは違うもんな」 という訳で、恵太郎とナルがタマネギ当番だ。 他のメンバー、アリカとトロンベはジャガイモ。裕也と蒼蓮華がニンジン。孝也とトリスがダイコン。裕子が肉を切り、茜が米を炊く。ロンとアル・ヴェルが裕子の援護。ニトクリスは実体を殆ど持たないので応援だ。 「あー……誰かゴーグル持ってないか?」 「ひぃーさっつ! 南京猫簾なのだー!」 「今更で御座るが、カレーにダイコンは普通入れないと思うので御座るが」 「がばれー!」 「……タマネギってイヌには毒らしいですよ、トロンベ?」 「ナルさん、何で私を見るんですか……」 「大根の桂剥きって難しいよね、けーくん」 「大きさは適当で良いよな!」 「あははー、マトモな料理が出来る気がしませんねぇ~」 「不安一杯」 「あら、それが楽しいんじゃないの」 「マスター、これは闇鍋では無いのですから……」 ここは研究室。第十三研究室。教育機関の最高位、大学の神姫に関する研究室。 の筈だが今は野菜と肉を切る音と米を研ぐ音と皆の声しか聞こえない。 「あー……裕子先輩、タマネギ終わりましたー」 「トロンベ、一口どうですか?」 恵太郎は目頭を押さえつつ、タマネギの微塵切りが一杯になったボールを持ち裕子のもとへ向かう。 「ありがとう、そこに置いてくれるかしら?」 「うぃっす」 恵太郎を皮切りに、各々がそれぞれの食材が詰まったボールを持ってくる。 皮が少し残っているジャガイモ、大きさがバラバラなニンジン、機械で測ったかの様な精度のダイコン、そして可もなく不可もないタマネギ。 「みんなありがとう、ここからは私一人で十分よ。座って待ってて頂戴ね、美味しいカレーを作るから」 第十三研究室の中は今、カレーのスパイシーな匂いと十三人の声で満ちていた。 「師匠、肉ばっかりだと身体に悪いですよー。野菜どーぞー」 「お前が野菜食べたくないだけだろうが」 「トロンベ、蒼蓮華。タマネギはいりませんか?」 「貰うのだ~!」 「ナルさん、私は神姫ですから多分平気ですよ……?」 「クリスもたべたいー」 「お主にはまだ5年早いで御座るな」 「孝也、腹いっぱい食わないと大きくなれんぞ!」 「先輩止めてください! これ以上カレーを盛らないで下さい! もう既に三人分くらい軽くありますからっ!」 「あははー、研究室で何やってんでしょね~私たち~」 「夕食会」 「ご飯はみんなで食べた方が美味しいものね」 「……マスター、理由になってませんよ」 そんな、第十三研究室の昼下がり。 オチ無し。 戻る
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「ノストラダムスはつぶやいた」は、楠桂の漫画作品。『りぼんオリジナル』 1984年初夏の号に掲載され、単行本としては 『たとえばこんな幽霊奇談』(りぼんマスコットコミックス) に収録され、のちに 『ぼくの学校は戦場だった』(集英社文庫コミック版) に再録された。 【画像】 『ぼくの学校は戦場だった』 (集英社文庫―コミック版) 内容 舞台は1984年のある学校。主人公 白川晃は、精神だけ未来に飛ばせる能力を持っていて、翌日の出来事などを知ることに使っていた。しかし、その能力には、未来に遭遇した事件でショックを受けると、ショックの度合いに応じたダメージを体にも負ってしまうという欠点があった。 そんなある日、クラスメートとの雑談で、ノストラダムスの1999年の予言を知った晃は、実際に15年後の未来がどんな様子なのか、見に行ってみることを思いつく。そして・・・。 単行本 りぼんマスコットコミックス 『たとえばこんな幽霊奇談』(1988年) に収録された(pp.159-178)。表題作「たとえばこんな幽霊奇談」をはじめ、併録されている読み切り3作品がいずれもコミカルな要素を織り交ぜて描かれていることと対比すると、いささか異色のトーンの作品になっている。 1998年に別の短編集 『ぼくの学校は戦場だった』が文庫化されたときに、本作品も再録された (表題は上述の通り 『ぼくの学校は戦場だった』)。 書誌 作品名 ノストラダムスはつぶやいた 著者 楠桂 版元 集英社 出版日 (単行本)1988年1月19日 注記 『たとえばこんな幽霊奇談』に収録。のち文庫化。 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) Titre Nosutoradamusu wa tsubuyaita (traduction. / Nostradamus a murmuré) Auteur KUSUNOKI Kei Publication Tatoeba konna Yûrei kidan, Shûeisha, pp.159 - 178 Lieu Tokyo, Japon Date le 19 janvier 1988 Note Bande dessinée. ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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エアバトラーLv3 修得スキル Lv1 パワーチャージLv1 Lv2 パワータックルLv2 Lv3 ハイパワーヘッドLv2 Lv4 選択:戦術 Lv5 パワーチャージLv3 Lv6 ハイパワーヘッドLv3 Lv7 ダッシュチャージLv3 Lv8 選択:プレースタイル Lv9 パワーチャージLv4 Lv10 パワータックルLv4 +選択スキル-戦術 選手タイプ 選択1 選択2 選択3 選択4 編集 フィニッシャー 両サイド攻撃の要 シュート重視の要 トータルフットの要 編集 ストライカー 中央突破の要 ドリブル重視の要 カウンターの要 編集 ポストプレイヤー 両サイド攻撃の要 サイド攻撃の要 パワープレーの要 編集 ランドマーク サイド攻撃の要 パス重視の要 パワープレーの要 編集 セカンドストライカー 中央突破の要 シュート重視の要 パワープレーの要 編集 ムービングストライカー サイド攻撃の要 ドリブル重視の要 カウンターの要 編集 テクニカルストライカー 両サイド攻撃の要 ドリブル重視の要 トータルフットの要 編集 アタッカー 中央突破の要 シュート重視の要 パワープレーの要 編集 チャンスメーカー 中央突破の要 パス重視の要 カウンターの要 編集 スナイパー シュート重視の要 トータルフットの要 特攻の要 編集 ゲームメーカー 中央突破の要 パス重視の要 特攻の要 編集 フリーキッカー 中央突破の要 パワープレーの要 特攻の要 編集 高速ドリブラー サイド攻撃の要 ドリブル重視の要 特攻の要 編集 テクニカルドリブラー 両サイド攻撃の要 ドリブル重視の要 トータルフットの要 編集 シャドウストライカー サイド攻撃の要 シュート重視の要 カウンターの要 編集 クロサー 両サイド攻撃の要 シュート重視の要 パワープレーの要 編集 ウイングバック サイド攻撃の要 ドリブル重視の要 サイド守備の要 編集 プレーメーカー パス重視の要 トータルフットの要 特攻の要 編集 ロングパサー 両サイド攻撃の要 カウンターの要 プレスの要 編集 ロングシューター シュート重視の要 トータルフットの要 シュート対応の要 編集 ボランチ パス重視の要 センター守備の要 両サイド守備の要 編集 ダイナモ サイド守備の要 プレスの要 オフサイドの要 編集 クラッシャー ドリブル対応の要 プレスの要 オフサイドの要 編集 アンカー センター守備の要 プレスの要 カテナチオの要 編集 超攻撃的SDF サイド攻撃の要 サイド守備の要 プレスの要 編集 攻撃的SDF 両サイド攻撃の要 サイド守備の要 ドリブル対応の要 編集 バランス型SDF 両サイド守備の要 シュート対応の要 パス対応の要 編集 守備的SDF 両サイド守備の要 ドリブル対応の要 カテナチオの要 編集 エアバトラー センター守備の要 両サイド守備の要 シュート対応の要 編集 ストッパー センター守備の要 ドリブル対応の要 オフサイドの要 編集 攻撃的CDF 特攻の要 パス対応の要 カテナチオの要 編集 スイーパー サイド守備の要 パス対応の要 カテナチオの要 編集 リベロ カウンターの要 シュート対応の要 オフサイドの要 編集 飛び出し 両サイド守備の要 ドリブル対応の要 カテナチオの要 編集 攻撃的GK パス重視の要 パス対応の要 プレスの要 編集 オーソドックス センター守備の要 シュート対応の要 カテナチオの要 編集 +選択スキル-プレースタイル 選手タイプ 選択1 選択2 選択3 選択4 編集 フィニッシャー ワンタッチゴーラー シューター ポストプレーヤー 編集 ストライカー シューター ドリブラー ワンタッチゴーラー 編集 ポストプレイヤー ポストプレーヤー シューター 編集 ランドマーク ポストプレーヤー ワンタッチゴーラー パサー 編集 セカンドストライカー シューター ワンタアッチゴーラー ドリブラー 編集 ムービングストライカー シューター ドリブラー テクニシャン 編集 テクニカルストライカー シューター ドリブラー フリーキッカー パサー 編集 アタッカー シューター ドリブラー パサー フリーキッカー 編集 チャンスメーカー パサー シューター ドリブラー テクニシャン 編集 スナイパー シューター フリーキッカー ドリブラー 編集 ゲームメーカー パサー テクニシャン ロングパサー 編集 フリーキッカー フリーキッカー パサー ドリブラー シューター 編集 高速ドリブラー ドリブラー ロングパサー テクニシャン 編集 テクニカルドリブラー ドリブラー パサー ロングパサー テクニシャン 編集 シャドウストライカー シューター ドリブラー フリーキッカー 編集 クロサー ロングパサー フリーキッカー シューター 編集 ウイングバック ドリブラー ボールハンター ロングパサー ワーカー 編集 プレーメーカー パサー テクニシャン ロングパサー 編集 ロングパサー ロングパサー パサー ボールスティーラー 編集 ロングシューター パサー シューター ボールハンター ワーカー 編集 ボランチ ボールスティーラー パサー ロングパサー ボールハンター 編集 ダイナモ マーカー パサー ボールハンター ワーカー 編集 クラッシャー マーカー ボールハンター ボールスティーラー ワーカー 編集 アンカー ボールスティーラー ボールハンター ワーカー 編集 超攻撃的SDF ドリブラー テクニシャン ロングパサー ボールスティーラー 編集 攻撃的SDF ロングパサー ボールハンター マーカー ワーカー 編集 バランス型SDF ボールハンター ボールスティーラー ロングパサー 編集 守備的SDF ボールハンター ボールスティーラー マーカー 編集 エアバトラー マーカー ボールハンター ポストプレーヤー 編集 ストッパー ボールハンター マーカー ボールスティーラー 編集 攻撃的CDF ボールハンター ポストプレーヤー ロングパサー マーカー 編集 スイーパー ボールスティーラー ボールハンター マーカー ライン統率 編集 リベロ ボールスティーラー ロングパサー ボールハンター ライン統率 編集 飛び出し 攻撃的GK オーソドックス 編集 攻撃的GK 攻撃的GK オーソドックス ロングパサー 編集 オーソドックス オーソドックス 攻撃的GK 編集 +選択スキル-特殊 選手タイプ 選択1 選択2 選択3 選択4 編集 フィニッシャー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 ストライカー 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 ポストプレイヤー 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の体力 編集 ランドマーク 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 セカンドストライカー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 ムービングストライカー 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 テクニカルストライカー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 アタッカー 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 チャンスメーカー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 スナイパー 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 ゲームメーカー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 フリーキッカー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 高速ドリブラー 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の体力 編集 テクニカルドリブラー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 シャドウストライカー 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 クロサー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 ウイングバック 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の体力 編集 プレーメーカー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 ロングパサー 絶対の攻撃力 不屈の体力 不屈の精神 編集 ロングシューター 絶対の攻撃力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 ボランチ 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の体力 編集 ダイナモ 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 クラッシャー 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の体力 編集 アンカー 絶対の守備力 不屈の体力 不屈の精神 編集 超攻撃的SDF 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の体力 編集 攻撃的SDF 絶対の守備力 不屈の体力 不屈の精神 編集 バランス型SDF 絶対の守備力 不屈の体力 不屈の精神 編集 守備的SDF 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 エアバトラー 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の体力 編集 ストッパー 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 攻撃的CDF 絶対の守備力 不屈の体力 不屈の精神 編集 スイーパー 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 リベロ 絶対の守備力 不屈の体力 不屈の精神 編集 飛び出し 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集 攻撃的GK 絶対の守備力 不屈の体力 不屈の精神 編集 オーソドックス 絶対の守備力 絶対の身体能力 不屈の精神 編集
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クラーフェ・エリア 黒の髪と瞳の男。20歳。 エクスペリメントの強化兵。 落ち着いた優しげな兄のような雰囲気を持つ。 タキシード型の衣服に女性と仲間に対し優しい振る舞いをするが、戦闘に対しては非常に好戦的。 肉体に遠方のターゲットをロックするホークのイデアジュエルを内蔵しており、ステッキの形状をした汎用型魔装具クラウンを武器とする。クラーフェは主に射撃武器として扱う。
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ノストラダムス2世の著作一覧。便宜上、著者不明でノストラダムス2世と関連付けられている文献も含む。 ミシェル・ド・ノストラダムス名義 1563年 占星術論 1564年頃 予兆を伴う1565年向けの占筮あるいは転回 1565年 予言あるいはその年の四季の驚異の転回・1565年版 1566年から1567年頃 紀元1567年向けの占筮と多くの予言 紀元1567年向けの暦と予言 今年に始まり、夥しい死を招いた年と言われることになる1568年閏年まで続く驚異の予言 化粧品とジャム論 1567年 1583年まで歴年続く20年間の予言集・1567年版 予言あるいはその年の四季の驚異の転回・1567年版 1568年 予言あるいはその年の四季の驚異の転回・1568年リヨン版 予言あるいはその年の四季の驚異の転回・1568年パリ版 ノストラダムス2世名義 1568年 1583年まで歴年続く20年間の予言集・1568年版 1569年 1583年まで歴年続く20年間の予言集・1569年版 1571年頃 1583年まで歴年続く13年間の予兆集 最も記憶されるべき諸事件の予言集・トロワ版 1574年 最も記憶されるべき諸事件の予言集・リヨン版 1575年 聖ビルギッタ、聖キュリロスや他の多くの聖者たちや敬虔な人々の啓示と驚くべき預言の集成 1577年頃 1577年向けの暦と予測(Almanach ende prognosticatie vanden jare… M. D. LXX VII…) {{書きかけ}} 名前 コメント